2016年9月23日金曜日

オープンから、一年半も経った!!



いきなり寒〜いっ! しかも雨ばっかり!! いつになったら晴れるんだっっ!?


・・・というわけで先日、YAWP! backpackersでは70日ぶりに、ベッドルームのエアコンをoffにしました。70日もの間、僕と一緒にブッ続けで働いてくれてどうもありがとう、ウチのエアコンちゃん。

あ、ちなみに8月19日〜9月19日の電気使用量&代金は、715kwh、21,782円でした。8月後半はゲストが少なかったですからねぇ。先月分より安いのは、予想通りです。そして改めて、“エアコンは、つけっぱなしの方が電気を使わないんだぜ〜”が証明されました。



さてさて、今日は9月23日。YAWP!は2015年3月23日のオープンですので、それから今日でちょうど一年半です。といっても僕は、特に何をするつもりもなく、特別な気分になっているわけでもないのですが。


よって先ほど、「そういえば、去年の9月23日、半年記念日には何を書いたっけ?」と思って確認したのですが、僕と宿の半年間の出来事を、月ごとに簡単にまとめていましたね。なので、今回も似たような事をしようかと思います。一年も前の記憶から呼び起こすわけですが、ゲストの写真を見れば、当時の日々はすぐに思い出せます。



【10月/2015年】
ゲストがすごく多く、忙しかった。70歳のスペイン人おばあちゃんが泊まっていたり、タイ人の大きなグループが長期泊していたり。バラエティに富んだ一ヵ月。ドンジャラを購入したら、けっこう流行った。


【11月】
プロジェクターを設置。初めての上映映画は、“アバウトタイム”。ゲストの数はかなり落ち着き、穏やかで、波のない日々。月末に、奄美大島から来た若者が来泊。僕のプライベートも、すごく充実していた(体調は悪かった・・)。


【12月】
上旬の数日間は宿を閉め、小旅行へ。短期滞在のグループゲストが多く、それなりに忙しい日々。中旬はアルゼンチン人ゲストだらけ(サッカー観戦のため)。クリスマスは穏やかだったが、年末は大賑わい。年越しは、ゲストの皆を連れて柴又帝釈天へ。


【1月/2016年】
年始の数日は閉めて、実家へ帰った。フルの日はほとんどないが、逆に5人以下の日もない、低空安定飛行な一ヵ月。ゲスト同士の仲がすごく良くなることが多く、しかし荒れるわけでもなく、普段以上に雰囲気がよかった。


【2月】
いい雰囲気を継続。1月から長期で滞在してくれていた、ヒョウ君と涙のお別れ。前半は混んでいたが、長期泊のゲスト、明るくハッピーマインドなゲストが多く、楽しい毎日。後半は一気にゲストが減り、ヒマだった。


【3月】
3階の洗面台をリニューアル。上旬はヒマが継続されたが、中旬からはほとんどフルに。20日〜23日は、毎晩のパーティ(一周年記念!)。下旬は、オージーさん8人組の長期泊があり、インの日以外は運営が楽チンだった。


【4月】
完全ワンオペ状態に突入!毎日混んでいた上に、言うことを聞いてくれないトラブルメーカーが多く、カオスな一ヵ月。あまりにひどかったグループゲストに対して、初のキックアウト(追い出し)もした。


【5月】
新規ゲスト数、初の100人越え!しかもグループ短期泊ばかりで、メチャクチャ忙しかった。しかし4月のカオスは影を潜め、穏やかな日々に戻った。青森からの女子高生4人組という、珍しいお客さんもいた。


【6月】
柴又でマラソン大会があったことで、比較的日本人ゲストが多かった。13日から、夏休みに入る。サッカーのEURO観戦、映画鑑賞、歯医者通い、そればっかりでのんびりな毎日。業界人飲み会なんかを開いたりもした。


【7月】
8日に再オープンの予定が、いろいろあって結局13日にずれ込んだ。しかし以降二週間はゲスト数が驚くべき少なさで、業界の斜陽を痛感。ゲストの飛行機が故障で引き返してきたり、大きな荷物を忘れて帰国したゲストがいたり、なんだかいろいろあった。


【8月】
上旬に、珍しく日本人だらけの日があった。前半は、ほぼフル続きで、皆で盆踊りに行ったり花火をしたり、それなりに夏らしいことをして楽しい日々。しかし後半は一気にゲストが減り、寂しい感じ。またしても斜陽を痛感した。


【9月】
フル続きではないものの、ゲスト数は多めで安定。しかし前半は、4月以来のカオス状態。迷惑行為への注意に逆ギレするゲストが、なぜか畳み掛けるように発生した。後半(今)は、延長滞在ゲストとリピーターが多く、平和で穏やかです。




・・・長くなりましたが、まぁ、こんな感じですかね。しかし、改めて振り返ると、波があるのはゲスト数だけでなく、カオス度(こんな言葉はないか)もですね。そういえば昔僕がハマったファミコンゲーム、“伝説のオウガバトル”に、カオスの波を表示する“カオスフレーム”っていうのがありました。あれ、ウチにもあるっぽいです(笑)。


というか昨年も、9月の上旬はトラブル続きだったんですよね。しかも先日、業界の友人と話したところ、「ウチも最近はハチャメチャだわ」的なことを言っておりましたので、どうやらこの9月上旬というのは、宿業界にとっては鬼門のような時期なのかもしれません。


いやはや、ほんと不思議な話です。“トラブルメーカーな人間は、9月上旬に海外に行く”と、どこかの大学の教授とかが研究してくれないかなぁ(笑)。教授でなくとも、どこかの大学の観光学部の4年生、卒論のテーマにこれ、どうでしょう?


・・・とまぁ、すみません。今はカオス期を脱出した直後で、やや気が抜けたのもあり、なんだかユルい感じでストレスを発散しちゃっています。前回の記事でもグチッぽくなったので、これで2回連続、なんかよくないですねぇ。連勤がすでに70日を越えているのも、影響しているのかもしれません。う〜ん、はやく休みたい・・・。

25日から閉めるので、あと二日で休めますけどね!今いるゲストは皆、僕と縁の深い仲良しゲストさんたちなので、このまま彼らと楽しく二日間を過ごし、いい感じに秋休みを迎えたいと思います。


ヒゲ率高めの、お好み焼きパーティー!



2016年9月17日土曜日

“わかった上で”予約するゲストと、そうでないゲスト。


超、ショートスパンでの更新です! というか、モヤモヤがすごいので書かずにいられない〜(笑)。宿は14日からずっとフルなのですが、三日連続でパーティーナイト気味でだいぶ疲れたので、僕「今日は飲まないぞ〜」ゲスト達「じゃあ街で遊んで来るわ。土曜だしね」となり、今は宿には僕しかいないので、ヒマだというのもあります。ほとんどのゲスト達は4時くらいまで宿でダラダラしていたので、今夜は遅くまで戻らないのでは、と思います。


さてさて、僕が今、何にモヤモヤしているのかといいますと、実は今日の昼に、hostelworldで、過去最低点(2.6点!)のレビュー評価をいただいたのです。ただし、この記事を今読んでいらっしゃる方は、hostelworldのサイトを開いてみても、そのレビューはもう見つけられないかもしれません。なぜなら僕は、hostelworld本社へ、当該レビューの削除の依頼をすでに送信済みだからです。


悪い点を付けられたぜ〜 → 削除依頼するぜ〜・・・の流れは、「卑怯だ!」と思われる方がいるかもしれませんし、その指摘は間違いないところです。しかし、今回の削除の理由はシンプルなものでして。なんとこのゲストは、ウチに泊まっていないのです。滞在をキャンセルしたゲストなのです。


「削除依頼なんて、そんなのできるんだ」と思われた方もいるかもしれませんね。はい、もちろんできます。hostelworldの規約にも、

【レビューが事実に反する内容、または根拠のない投稿を含むと認めた場合を含め(ただしそれに限定されない)、いかなる場合もレビューの掲載を削除する権利を有します。】

と、きっちり書いてあります。



僕は隠し事はできるだけしたくない人間ですし、このブログも僕にとっては“何でも書いちゃおう”な場ですので、この際まとめてブッチャケてしまいますが、実はこれまでに僕は、4件のレビュー削除依頼をしたことがあります。後述の①は、削除依頼というつもりでもなかったのですが、いちおう含めます。時系列順になんとなく、記憶を頼りに、それらの詳細をここにさらけ出します。



【① 昨年7月頃、アジア(国籍忘れた)人女性、点数オール6点】

内容:
実はこの女性は、ノーショウ(来なかった)でした。にもかかわらずいきなりの低評価&レビュー。レビューには、YAWP!へのではなく、hostelworldへの文句がずらり(そりゃそうですよね、ウチには来ていないのですから)。要は、「キャンセルしたかったのにできなかった」「手数料をもっていかれた」ということで。それでなんでウチが低評価を受けなならんねん、ということでhostelworldに対応を相談。あっさり削除されました。


【② 昨年9月頃、オーストラリア人女性、点数平均7点くらい】

内容:
彼女は僕との関係が悪かったわけではなく、いいゲストさんでした。しかし、2泊の予定が1泊を終えたところで急に、「宿を変える」と。不思議に思っていたのですが、レビューには「隣のベッドの男のイビキがウルサすぎて寝られなかった!だからヒドい宿だ!」と。スタッフへの評価を低くつけられたわけでもなく、全体点数も7点くらいはあったので、まぁいいかとあまり気にはせず。しかし12月頃に業界の友人と飲んだ際にレビューの話題になり、「それは充分に削除対象でしょ」と言われ、ここで僕も「えっ、こんなことでも削除依頼って出来るんだ」と知り。よってためしに依頼してみたら、あっさり削除されました。


【③ 今年4月頃、イギリス人女性、点数平均4点くらい】

内容:
3泊のご予約でしたが、一日目に姿を見せず。てっきりノーショウかと思っていたら、二日目にひょっこり現れまして。「予約の日数を、間違えた。2泊しかしないから、支払いも2泊分で」といきなり言われ。さすがに頭にきて、きっちり3泊分を請求。彼女はそれですごく不機嫌になり、滞在の二日間は、僕とのまともな会話は無し。僕は挨拶等を欠かしませんでしたが、無視をされ続け。そして、「無礼で最悪なオーナー」等々、ディスリスペクトの塊のようなレビュー。さすがに僕も、こればっかりは許せず、初の“怒り”の削除依頼。嘘の記述が含まれていたこともあり、無事に削除されました。


【④ つい先日、アメリカ人男性、点数2.6】

内容:
彼はノーショウではないです。先日、朝の9時頃に来ました。事前連絡無しでの時間外チェックインは、僕は一切認めておりませんので、「チェックインは11時からだから、それ以降にまた来てね」と伝えたところ、いきなりのブチギレ。「じゃあいい、宿を変える」と言うので「どうぞどうぞ」で返し、そのまま出て行きました。よって、僕との関係は5分にも満たず。かなりキレていましたので、これはレビューにもかかわるかなと思っていたのですが、悪い予感が当たりました。状況的には、“ゲスト側からの一方的なキャンセル”ですので、支払い請求をしてもいいくらいだったんですけどね。


・・・以上、削除依頼のブッチャケ4件!!



要はhostelworldには、これまでウチがレビュー評価をいただいている134件の他にも、実は削除された4件があるのだということです。というか、その134件の方を見てみていただければわかりますが、僕はよっぽどのことがない限りは、削除依頼をすることはありません。もちろん納得のいかないレビューは、たまに頂戴しますけどね。こればっかりはしかたないですし、改善点を指摘してくれるいいゲストさんなのだと、前向きにそう捉えるようにしています。前述の削除の4件も、2件は“そもそも泊まっていないがな”、1件は“イビキなんて時と場合によりますがな”で、僕が過去に、怒りの感情を伴いながら削除を依頼したのは、4月の1件だけなわけです。


他のホステル&ゲストハウスさんは、どうなんでしょうかねぇ。こればっかりは各々の尺度の問題でしょうし、全く気にしていない所もあれば、しょっちゅう依頼している所もあるのでしょうね。ウチは過去に4件。それが多い方なのか少ない方なのかは、よくわかりません。



ここまでは、なんとなく陰の話というか、ハッピーな話ではなかったですが、ここからはそれに付随する、ある意味で嬉しかった話を書きます。実は今日の昼過ぎに、宿でのんびりしていたゲスト達に「うわ〜、最悪のレビューをもらっちゃったよ〜」と伝えたところ、レビューがらみの話題で皆で盛り上がったんですよね。


彼らは、僕の気持ち、立場をすごくよく理解してくれていまして。彼らの意見をまとまると、

立地とか、宿のルールやポリシーとか、ブッキングサイト上で事前に宿側から伝えられている情報があるというのに、それらに対して後付けで不満を持ち、低評価の根拠にするのはおかしい。この宿(YAWP)が東京の東のはずれにあり、渋谷や新宿までは距離があることは、ページを見ればわかる。夜の12時以降は、リビングルームは使えませんよ、というのもちゃんと書いてある。俺らはそれを読んで、納得して予約をしている立場なのだから、それについて文句を言うのは客のワガママだ。

と言ってくれたんですよね。うは〜っ、これは、超・嬉しかった!! わかってくれているゲストがたくさんいた!!



そもそも、僕がゲストとモメる一番のトラブルの元は、時間に関することなのです。前述の④の彼がまさにそうでしたが、宿側は“チェックインは11時から可能ですよ”と完全に発信しているというのに、なんで9時に来て、こちらがそれを受け入れないと怒り出すのでしょうか? 例えば街のラーメン屋さんで、「11時オープン」と書いてあったとして、9時に行くお客っていますか? まだ開店準備中の9時に、いきなり店に来て、入店を断ると怒り出す。そんなことってありますか? さらに、断られた腹いせに食べログで1点をつける(食べてもいないのに)、そんなことってありますか?


これこそが、この宿泊業における、いちばんの辛いところですね。他の業界ではありえないであろう常識はずれなワガママが、この業界には常にまかり通っているわけです。

それらの理不尽に対してさえ、いつもにこやか&穏やかに対応できてしまう他の宿のスタッフさんのことは、僕は素直にすごいなぁと思います。僕は、ゲストから受ける理不尽、ワガママには、シンプルに腹が立ちます。時には、ケンカもします。ストレス、めっちゃたまります。


ただし、僕は僕なりに、出来る限りはフレキシブルに対応しようと努めてはいます。結局のところこれは、よくも悪くも、相手の出方によるのです。例えば前述の③の彼女。彼女が初めから「2泊分しか払わないから」と言って来たからこそ、僕は3泊分の請求をしたのです。仮に、彼女が「昨日は来れなくて、ごめんなさい。もちろん3泊分を支払います」という態度だったのならば、僕は逆に「いえいぇ、間違いは誰にでもあるし、2泊分でいいですよ」と返していたはずなのです。



結局、また陰寄りの話になっちゃいましたね(笑)。要はとにかく、ゲストには“わかった上で予約をする”者と、“そうではない”者がいるということです。この、“そうではない”ゲストたちは、そもそもブッキングサイトに書いてある宿の情報を、読んですらいないのかもしれません。読んでいたとしても、ワガママが何でも通用する場所なのだと、甘く見られているのかもしれません。

それこそがまさに、彼らが宿泊する宿々や、この業界に対する、ディスリスペクトだと僕は思うのですが。しかしある程度の割合で、こういったゲストがいるのは、しかたがないことです。いい感じにストレスを逃がしながら、うまく彼らと付き合って行くしかない。


今日の昼の彼らのような、“わかってくれている”ゲストの方が、きっとはるかに多いはずです。というか、そう考えないとやっていられないです、この仕事。今日は、そんな彼らの気持ち、理解を知ることが出来て、本当によかったです。


昨日のカラオケは、穏やか気味だった




2016年9月16日金曜日

常に考えよ! それが資産を生む!!



9月中旬! 今月からキャパを10人に減らしたので、仕事がだいぶ楽になりました。ありがたいことに、なかなかの安定感で、ここのところはずっとゲスト数6〜12人の間を彷徨っています。ていうか、キャパ10人でゲスト数12人って、ウチのシステムをご存じない方からすれば、おかしすぎる話ですよね。キャパ10といっても、僕はゲストの延長希望を断ることはしませんので、10人フルの日に2人のゲストが延長滞在している状況もある、ということです。

6〜12人といっても、8人以上の日がほとんどですので、今月の稼働率は確実に80%を越えると思われます。ヘタしたら90%に届くかもです。あの、8月終盤の寂しい入りの日々は、なんだったんだろうか・・・。


この、“ゲスト数8〜10人程度を安定してウロウロ”という状況が、実は個人的にはベストでして。ベッドが15ある宿で、「ゲスト数は8〜10がベストだわぁ」とか言っちゃうのは、なかなかアホな話なような気もしますし、「お前っ、ビジネスを舐めてるな!」と誰かに怒られちゃうかもしれませんが。というかブッチャケ僕は、そもそもベッド数は多過ぎたとすら思っているのです。正直、15もいらなかったなぁ。12か、なんなら10でもよかったです。10なら、ベッドを全部セミダブルサイズにできたかもしれないですし。


まぁ、設備に関してを今更どうこう言ったってしょうがない。ウチはパイプベッドではなく、ガッツリ固定のオリジナルを作っちゃったので、もはや減らしようがない。ただ、とにかくやっぱりキャパは少なめの、10設定の方が気楽でいいなぁ、ということです。




さてさて、話は変わります。先日ウチに、関西の方から、某有名大学の学生3人組の来泊がありました。その少し前には、都内の某有名大学の学生の来泊がありました。要はここ最近、勉強のできる大学生の来泊が多いという、ウチはそんな状況なのです。


元塾講師の性分か、学生と話すのは楽しいので、僕は彼らといろいろな話をしましたが、なぜか最近は、ざっくり言うと“お金儲けの話”になることが多いんですよね。起業家だからか、ついつい起業の楽しさについてを語ってしまう。上司がいない環境の快適さ、何でも自分の好きなように出来る素晴らしさ、それらを伝えたくなってしまう。


僕は個人的には、起業家というのは、ならざるをえない人がなる、そんなもんだと考えております。芸術家もそうですね。その生き方しかできない人が選ぶ生き方だ、と捉えているわけです(大げさですが笑)。


起業家になるための、特別な勉強とかは、する必要はないと僕は考えます。基本的な経済や流通、税制などの知識は、当然必要ですが。それよりも大事なのは、日々の生活の中で、“常に考えているかどうか”です。あらゆる事柄に対して、「俺だったらこうする!」の目線を持ち続けているか。そんな人は確実に起業家向きですし、その立場、その人生が最もアジャストするはずです。


そういう人って、基本的には頭がいいです。というより僕の定義ではパラドックス的に言うと、“常に考えている人”こそが、 すなわち頭のいい人です。勉強がいかにできようが、超一流大学に進学していようが、自分で考えて何かを生み出す力がないのであれば、意味がないです。インプットは材料でしかなく、重要なのはあくまで、アウトプットの方なのです。

なので、僕は“頭がいい人”をとりわけリスペクトする傾向がありますし、男女問わず、“常に考え、新しいものを生み出している人”に惚れます。中でも特に僕が「惚れてまうやろ!」なパターンは、【頭のいい人が、とある業界の固定概念や先入観を一切無視して、自分の自由・好き勝手にオラオラで突き進んだ結果、きっちりと成功を収める】、これですね。僕はこういう人のことを心底、カッコいいと思います。



そこで先日、一緒に飲んだ友人から、とある人の存在を教えられたんですよね。千代田区で定食屋を経営する、小林せかい さん。友人からはブログの存在を教わったのですが、それよりも下記の記事(↓)の方が、この女性がどんなことをしているのかがわかりやすいので、そちらのリンクを添付します。

元クックパッドのエンジニアが起業 飲食店の常識を覆す「未来食堂」


こちらを読んでいただければわかりますが、このオーナーさん、完全に独りでオペレーションをまわしているんですね。そして、それを可能にするスキームが秀逸です。なんせ、メニューは日替わりのものが一品のみで、それをつくり置きしておくスタイル。ご飯をよそうのも、お客さんにおまかせ。日替わりの料理以外を求めるお客さんには、リクエストされたものをチャチャッとつくっちゃう。う〜ん、素晴らしい。まさに前述の「惚れてまうやろ!」パターンです。このオーナーさん、ゴリゴリの理系で自信家。確実に頭がいい。



以前、どこかのネットサイトで“資産とは、札束のことではなく、利益を生み続けるスキームのことである”と言っている人がいたんですよね。僕はこれ、本当にその通りだと思います。そして、彼女がしていることがまさに、利益を生むスキームの創造なんですよね。つまり、彼女は資産を自分の手で発生させたわけです。人は考えれば、自分で資産を生むことが出来るのです。


いまやYAWP!も、完全に独りオペレーション。飲食業と宿泊業、業種は違えど、なんだかシンパシーを感じます。ていうかこの定食屋さん、昨年9月のオープンなんですねぇ。事業としても年齢的にも、なんだ僕より後輩やったんか、ですね(笑)。といっても僕は、こちらにはまだ行ったことがないわけで、そんなんで無責任におススメするのもなんなので、いずれお昼ご飯でも食べに行こうと思ます。秋休みまで、もうすぐですしっ!



というわけで今回は、僕はこういう“我が道を行く&しかもきっちり結果を出している”頭のいい起業家さんのことを、超リスペクトするんだぜ!という話だったのでした。

前述の学生たちも、このブログを読んでいるそうですから、この

頭がいい=常に考えている=利益を生むスキームを思いつく

ことこそが、すなわち資産であり、お金儲けの本質であるということが、伝わればいいなと思います。



前回のカラオケは特にハチャメチャだった




2016年9月5日月曜日

ゲスト数、1000人を突破してた!



9月! ・・・なのに、残暑が厳しい!!




暑くて嫌になっちゃうけど、まずはいつものやつです。




【YAWP!来泊ゲスト国籍 トップ10(2015年4月〜:計1073名)】


 ①アメリカ     177名(+13)

 オーストラリア  122 (+7)
 ③イギリス     120 (+11)
 ④日本       113 (+14)
 ⑤カナダ       97 (+6)
 ⑥ドイツ       50 (+3)
 ⑦台湾        42 (+4)
 ⑧ニュージーランド  30
↑⑨フランス      29 (+5)
↑⑩韓国        26 (+5)
↓ インドネシア     〃  (+1) 
 


【新規ゲスト数(泊数:日数平均:稼働率(キャパ))月別まとめ】

【2015】
4月:22(81 :3.68:22%(12))
5月:28(132:4.71:35%(12)
6月:11(60 :5.45:17%(12)
7月:65(205:3.15:59%(12)
8月:98(312:3.18:93%(12)
9月:79(278:3.52:93%(10)
10月:91(253:2.78:94%(10)
11月:74(227:3.07:84%(10)
12月:84(229:2.73:82%(10)
【2016】
1月:59(198:3.36:73%(10)
2月:55(194:3.53:78%(10)
3月:72(242:3.36:83%(10)
4月:83(275:3.31:85%(12)
5月:100(278:2.78:80%(12)
6月:26(72 :2.77:60%(10)
7月:45(139:3.09:61%(12)
8月:81(247:3.05:66%(12)

計:1073(3422:3.19:78%)
※稼働率のみ、直前一年間の平均



おっと、ついに合計ゲスト数が1000人を越えましたよ!!めでたい!!!


栄えある1000人目のゲストは、アメリカ人のロハスさん・・・だったのですが、彼が来た時点では僕は何にも意識しておらず。先月までの合計人数は992人だったのですが、その数字を出したのが5日でして、彼は2日のチェックインで5日にはすでにアウト済み。というわけで、記念すべき1000人目のゲストさんは、気付いた時点ですでに宿にはもう、いなかったのでした(笑)。ちゃんと事前に調べておくべきでしたね。どうもすみませんです。


しっかし、稼働は66%か〜。どんどん厳しくなるなぁ。去年は93%だったんですけどね。ただ、去年は予約状況がイマイチだった月末に、三日間の休みをとっています。それを“営業はしていたがゲストはゼロだった”として扱った場合には、稼働は84%です。しかし今年は、6〜7月に一ヵ月もの夏休みをとったので、どんなに予約が少なかろうが、意地でも休みませんでした(という言い訳をしちゃいます)。


少し前に、“7月27日〜8月15日の二十日間は、フルの日ばかりで稼働平均も90越えです”と書いたのは事実でして、8月1〜15日のデータは、ゲスト総泊数が159で稼働は88%だったんですよ(7月27〜31日は稼働100%)。しかし、8月16〜31日の16日間がなんと、88泊、46%。上旬と下旬で、全然違う。ちなみに週ごとにまとめると、

8月
1〜7日    75泊 89%
8〜14日   73泊 87%
15〜21日  57泊 68%
22〜28日  35泊 42% 

でして。なんちゅうブレっぷりや・・・。

しかし思えば、これまでもそんなんばかりでしたね。

2月 1〜14 :102%  19〜29: 46%
3月 1〜9  : 39%  10〜31:104%
7月 13〜26:   45%  27〜31:100%
8月 1〜15 : 88%  16〜31: 46%

・・・なんなんですかねぇ、この安定感のなさは。まぁ、ずっと忙しいと疲労がどエライことになるかもなので、こういう波があることは、僕の体力面では悪くないような気もしますが。


この稼働率ダウンのマイナス傾向を脱却するのに、一番簡単な方法が“ブッキングサイトの登録先を増やす”ことなのは、わかりきっています。ウチは相変わらずhostelworldのみで、それよりはるかに集客力のあるbooking.com等には、いまだに載っけていないですからね。hostelworldの業界シェアは、せいぜい、5〜10%程度です。つまりは、YAWP!にはまだ、90%分のチャンスが残されているわけです。稼働はじわじわ落ちてきているものの、hostelworldのみの集客でこの稼働を維持できているというのは、我ながら「たいしたもんだ」とも思います(他宿のオーナーさん達からも、この点はかなりリスペクトされます)。

なので、今後の経営がさらに行き詰まって赤字にでもなるようものなら、そのあたりも検討しようかと思います。僕はとことん面倒くさがり屋で、焦ってジタバタするようなキャラでもないので、とりあえずは何もしない、ということにします。



さてさて、ここからは業務連絡っぽくなってしまうのですが、まずは

9月1日〜2016年2月18日六ヵ月間弱は、ベッドキャパシティを10に減らして運営させていただきます。2月19日からの26日間の冬休みを終えた、3月17日以降は、またキャパをしばらく12に戻して運営します。

また9月25日(日)〜10月6日(木)の十二日間は、秋休みとさせていただきます。今回も6月の夏休み同様、海外等に行くつもりはなく、ただ休みたいから休む、そんな目的です。なんせ、今月末頃には僕は、80連勤になるんですよ。休日無し期間の、僕の人生における最長記録かもしれません。よって単純に、すごく疲れているので休みます・・・。


10月の頭にやろうと企画した、とあるイベントについての情報を二日ほど前にfacebookにアップしましたが、少々状況が変わり、僕の予定も変更しましたので、その企画案はなかったことにさせていただきます。facebookの該当記事は、すでに削除しております。二日ほどとはいえ、皆さまを振り回す形になってしまい、どうもすみませんでした。



夏休みは、「サッカーを観たい」「歯医者に行きたい」等の明確な“やりたいこと”がありましたが、今度の秋休みは、特に何もないんですよね。小さな予定は、今のところ四つほど入っていますが、ヘタしたらそれ以外は、何もやらないかもしれません。また、家でひたすらダラダラ過ごすと思われます。桃鉄でもやろうかな(笑)。


そういえば、このブログに以前、「夏休みを一ヵ月もとったので、7〜9月は休み無しでがんばります」的なことを書きましたね。これに関しては、有言実行でなくてすみません。9月末から休んじゃいます。もはや体力の限界です・・・。


さらにそういえば、以前「10月も休む=スタッフを雇うのを諦める、になる」とも書きました。これはその通りで、実際に僕はもう、スタッフを雇うのは諦めます。今後もスタッフ無しの独りきりで、限界までブッ続けで働く→限界が来たらまとめてしばらく休む、のスタイルでやっていこうと思います。



ただし、スタッフ募集の門は閉めません。YAWP! でスタッフをぜひやりたいという方がもしいらっしゃいましたら、気軽に連絡をいただけますと、うれしいです。条件面等は話し合い、お互いにいい感じに収まるようであれば、雇わせていただきたいと思います。




あれ、なんだかいつのまにか、テンションが低い感じの書き込みになっていました〜。別に全然低くないんですけどね。


秋休みの初日、9月25日まではあと三週間。ウム、それならがんばれそうだ。このまま一気に駆け抜けます!!




浅草 サンバカーニバル