2018年1月24日水曜日

もはや、飽和ですらない。パンデミックだ!!




どうもです。


なんだかいつものユルい前置きを書く気分でもないので、いきなりの本題ですが、僕はこのブログ、昨年7月24日の記事“何処も儲からなくて・・・夏”にて/


〜2013年末まで   35軒
 2014年     +15軒
 2015年     +20軒
 2016年     +40
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 2016年末   計110


でして、昨年の後半は僕の予想をはるかに上回る、新規オープンがあったわけです。

そして今年はというと、この7月末の時点で、さらに30軒ほど増えています。よって間違いなく、今年中には合計が150軒を越えます。/



・・・と書きました。そしてそれから半年が経ち、今回僕は、久しぶりに“どれだけ増えてんだろ?”調査をしたくなりまして。さらに遡ること昨年4月12日の記事“都内100軒以上の宿の、屋号名をまとめる!”にて僕は一度、宿リストを作っておりまして、当時のリストにはない名前をブッキングサイトで抽出するだけなので、簡単です。


その昨年4月の記事の時点では、僕は都内の全宿数を130軒とお伝えしました。そして今回、改めてブッキングサイトhostelworldとbooking.comを掘り下げ、当時に存在していなかった宿名をメモって行くと・・・


その数なんと・・・


なななんと・・・


+69軒!!!


8〜12月のたったの五ヵ月間に、40軒近くも増えたわけですね。新規の宿々さんはおそらく、この業界の現状、あまりの集客できないっぷりに、驚愕したことでしょう(笑)。

一方で、名前が見当たらなくなった宿も、6軒ほどありまして(おそらく、潰れたのでは?)。130+69−6=193で、現在東京都内にあるホステル・ゲストハウスの数は、193軒。もはや、200軒が目前です!!
(それなりに正確な数字のはずですが、もちろん見逃し等の可能性もあり、というかそもそも宿のカテゴリ分け自体が曖昧さを含むものなので、アバウトに捉えてください)


なので、最初に載せた昨年7月の記事の「今年中には合計が150軒を越えます」は、間違えてはいないものの大幅に、見通しが甘かった!! 甘すぎた!!!
この業界、供給過多の飽和状態は数年前から明らかでしたが、今や飽和という言葉すらハマらず。“オイラもゲストハウスやるだぁ病”の感染爆発、パンデミックです!!


その上で、冒頭の表を昨年末までのものに更新すると、


〜2013年末まで       35軒

 2014年    +15軒  50軒
 2015年    +20軒  70軒
 2016年    +40軒 110軒
 2017年    +80軒
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 2017年末       計190軒

  
・・・って、おいおいおいおいお〜い!!! 増加っぷりが、【+20】→【+40】→【+80】と、倍々ゲームになっているやんか!!!!! この調子で行くと、2018年は【+160】ってことかぃな!? さすがにそんなわけはないでしょうが、ヘタしたら有り得なくもない・・・。ちなみに、上に+69軒と書いたのに表では+80軒になっているのは、+69軒は昨年4月12日〜今日までの数字で、+80軒は2017年いっぱいの数字だからですよ(書かなくてもわかると思いますが)。ややこしくてすみません。


というわけで、同じく昨年7月に載せた業界の未来予測の画像も、改めての下方修正。自分で書いておいてなんですが、悲惨すぎて、泣けてきます・・・。ぐあぁ〜。






2017年の東京都内のホステル&ゲストハウスの稼働率平均は、45%! そして2018年は、35%!! これはあくまで推測の値ですが。最近はウチ以外の宿々のブログにも、「この一年で稼働が30%も落ちました」という一文を見つけたり、違う宿では「今冬の稼働平均は20%です(涙)」とあったりと、そんな「ヤバいよ!」な発信がじわじわと見受けられるようになっておりまして。業界では勝ち組とされている方々の発信にすら、最近ではかなりの危機感が見えます。ウチもそこまで厳しくはないものの、今月と来月はほぼ間違いなく稼働50%割れでして、すなわち、赤字です。

というかこの未来予測は、話題に挙げる度に下方修正しているので、現実はおそらく上記の表よりも、悪くなります。来年が35%だというのは、もはや「それで済めばいいな」というレベルの話です。



・・・といっても、現状や未来を悲観してばかりはいられません。

感染病には、解毒剤が必要です。僕は受け身な性格では全くありませんので、「いつかよくなればいいな」や「誰かがどうにかしてくんないかな」的スタンスには、なりません。傍観してるだけじゃあ、つまんないですし。というわけで、レッツ・シンキング。



【業界全体のために出来ること】
(他の宿々と協力&連携して、が前提)

・違法宿の駆逐
前述の都内193軒の内の、50軒以上はおそらく、役所に届けの無い無許可・違法宿です。役所に行けば簡単に判明しますので、違法宿のリストの作成を検討中です。

・闇民泊の撲滅
6月に民泊新法が施行されますので、それまでは今後の展開予測が難しいですが。施行後も悪しき現状が全く改善されないようなら、通報や訴訟も含めた、かなり荒っぽい対応をすべきかもしれません。個人的なアクションとしては、考えているアイデアがあることはあります。


【家族or個人で経営する小規模ゲストハウスのために出来ること】
(焦点がボヤけるので、企業経営の巨大宿やドミトリーホステルとは、きっちり区分けします)

・より強固なネットワークを作る
個々の宿がそれぞれで活動するよりも、まずはオーナー同士が団結して、小規模ゲストハウスそのものに対して新規顧客に興味をもってもらう。僕はイベント等の活動参加があまり得意ではないので(笑)、主にはSEO(ネットでより検索&閲覧してもらう)対策の話です。まずは、ハブとなるサイトの作成に動くべきですかね。

・世間一般(主に若者たち)へのプロモーション活動
小さなゲストハウスならではの魅力を、より発信します。“◯月◯日に〜で周知イベントをします”では普通過ぎるので、もっとインパクトのある仕掛けが必要ですね。これも僕は、アイデアがあることはあります。一部のチート&ポエマー連中がよくやっている、「そもそもゲストハウス好きな内輪の者々を集めた、中身の無い有料のセミナー」とは、全く違いますよ(笑)。

ちなみに、来来small guesthouseさん等、すでに行動を起こされているコミニュニティもあります。


【我が宿、YAWP! backpackersのために個人的に出来ること】

・ブッキングサイトの登録先を増やす
現状はhostelworldとexpediaの二つのみですが、以前に書いた通り、ウチの今年前半の合計泊数が1000に満たなければ(そうなる可能性が大)、7〜8月中にさらなるサイトへの登録に動こうと思います。

・広告媒体の制作
僕は元・絵描きなのに、というかそれ系の会社で働いたこともあるくせに、リーフレット等には、これまで全く手を付けておりませんでして。イラレ&フォトショの調子が悪いし、正直メンドいし、その割にたいして効果がなさそうだし(笑)。最低限、leavingゲストがサラッと取って行けそうな簡単な物は作ろうかな、と検討中。

・冬眠
今後、いろいろ手を尽くしても稼働が落ち続けるようなら、このパンデミックが落ち着くまで、しばらく宿を閉めてしまうのも一つの手です。賃貸ではない、持ちビルだからこその強み、奥の手中の奥の手ですね(笑)。



僕がネットワークを強化したいと思っている小規模ゲストハウスとは、

・もちろん、合法
・ベッドキャパが20以下
・個人、もしくは家族経営
・東京都23区内にある
・値段をコロコロ変えない
・胡散臭いセミナーやコンサルタントに関わっていない
・ゲストに直に接客する宿主の存在自体が、宿の大きな魅力
・クールではなく、ホーミー&コージー

・・・なところです!!! 東京以外の宿々さんとは、たとえば大阪なら大阪で固まってもらって、いずれはコミュニティ同士で繋がり合えればいいな、と思います。



上記のような宿は、都内193軒の内に、何軒ありますかね〜。すでに、僕なりにそれなりに仲良くさせていただいている、業界ネットワークはありますが。というかブッチャケ、このブログの閲覧者の多くが、ゲストハウス開業志望者か業界関係者なのを、僕は知っておりまして(いつも、ありがとうございます)。今回の記事は、どちらかというと業界関係者向けですね。


さぁさぁ、小規模ゲストハウス・オーナーの皆さん、皆のアイデアでもって、この苦境を果敢に楽しく乗り越えましょうぞ!!!



ゲストたちと大相撲観戦!




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