2015年5月21日木曜日

正しい日本語、正しい知識を!


お久しぶりです。YAWP!は5月3日の初フルから、だんだんとゲストの数が減り続け(笑)、今週に入ったあたりからはゴールデンウィーク前のリズム(ゲスト数3〜5人)に、完全に戻っています。まぁ、また混むこともあるでしょうし、いずれゲストがゼロの日だってあるでしょう。なんだか変なスタンスですが、僕としては、どちらもwelcome。日々に変化があった方が、おもしろいですしね。このままのんびりと、いずれ目標の “ゲスト数平均5人” の波に乗ることができれば、いいなと思います。


さて最近、僕にとってのモスト・ハッピーなこととして、“ゲストとの再会” があります。4月に入国し、最初にYAWP!に滞在、それから日本(地方)観光をスタートさせたゲストさんはけっこう多いのですが、前回の別れ際の「出国前にまた泊まりに来るよ!」の宣言通り、みなさんもれなく帰って来てくれています。

これは僕にとっては、本当にメチャクチャ嬉しいことなのです。今は他の宿も比較的余裕のある時期ですし、YAWP!が彼らにとって満足のできない宿だったとしたら、確実に他を探しますからね。「みなさんYAWP!を、気に入ってくれたんだなぁ〜」と、僕はしみじみ、喜びを噛み締めています。




バイ・ザ・ウェイ、

そのリターン組のゲストと、先日一緒に食べ飲んだ際に、こんなやりとりがありました(英語で)。

〈二人、料理をパクパク・・・〉
ゲスト「げろうま!」
僕「・・・?」
ゲスト「げろうま!」
僕「・・・なにそれ?」
ゲスト「美味しいものを食べた時の日本語って、“げろうま!” なんでしょ?」
僕「えぇえ!?」
ゲスト「こないだ、地方で仲良くなった日本人に教えてもらったんだ」
僕「・・・いや、誰も言わないよそれ・・・」

・・・僕、なにげにこれけっこう、ガッカリしたんですよね。少なくとも僕は、「げろうま」なんて使ったことはないし、僕の周りで誰かが言っているのを、聞いたことすらない。まぁ、意味は分かりますけどね。



ここで僕が何を言いたいのかというと、ちょっと厳しめの表現になりますが、「おいおい、外国人に変な日本語を、教えてくれるなよ!」ということです。いや、きちんと “ネタ” として、「You、これ言ったらきっとウケるぜ〜笑」込みのおふざけ感丸出しモードで伝えているのならば、全然いいんですよ(「げろうま」では、ネタにすらなりませんが)。しかしそうではなく、外国人がそれが正しい日本語だと勘違いし、おかしな日本語をおかしいと知らされずに普段使いしてしまっていることに、強い違和感を覚えるのです。日本語を覚えようとTRYする彼らに対して、失礼だとすら思います。


また先日、ゲストから「日本酒と焼酎って何が違うの?」という質問があった際に、たまたま遊びに来ていた僕の友人が、「日本酒は日本のお酒、焼酎は韓国のお酒」と答えたんですよ。これまた僕からすれば、「おいおい、外国人に間違えた知識を、教えてくれるなよ!」です。まぁ、それ位は小さなことですし、僕もこのレベルの間違いならば、言ってしまうこともあるでしょう。しかし、「ほとんどの日本人は韓国人のことを嫌っている」とか、そういう個人の思想(+思い込み)まで絡んだ勝手なミスリードは、本当にやめてほしいと思います。



YAWP!は全ゲストが、とことん気を使わなくていい宿の実現を目指していますし、よって僕もゲストに一切の気を使わないわけでして、ゲスト・スタッフ・来客者、各々に対しての「あ〜せい・こ〜せい」は基本的にはないのですが。これを読んだ日本人の方の中には、「なんだか面倒くさそう」→「行くのやめよか」のケースもあるかもしれませんね(笑)。ただでさえ現状、ゲストは外国人ばかりだというのに・・・。


まぁ、それでもいいです。それくらい、“変な日本語の刷り込み&放置” が、僕は嫌いなのです。なんだかカタいシメですが、その点皆さま、ご理解とご協力のほどを、よろしくお願いいたします。


フリーのお酒たち(セルフサービス)



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